北信越国体の総括
少年女子監督  金子 京子
 第一に、目標である一勝(富山)を達成できたことを、選手をはじめ、スタッフ・協会・審判の方々に、深く感謝いたします。
 私が伊藤先生より監督を引き継ごうと決心したのは、今まで長野県の協会には大変お世話になった恩返しの気持ちと、U−16・18の強化のための練習会をここ数年協会が行い、長野県のバスケットボールが一貫化され、選手の意識も高まってきていること、また、私が支援コーチとして強化会に参加し、選手を少しでも理解できていたことも、大きな要因です。
  今回の国体予選を終えて感じたことは、北信越のバスケットのレベルは全国的にも高く、勝ち抜くには容易ではないことを実感しました。福井・石川・新潟と対戦して、スピード・シュート力(技術)・チーム力の差をまざまざと見せつけられました。まずは、私を含めての指導者の育成と、U−16・18の強化会での選手の育成も、このことを念頭に計画していかねばならないと痛切に感じました。
  根本にあるものは、「長野県の強化=日々の練習のあり方 」。自分の学校に戻って、北信越国体での経験を生かして、次に繋げるように努力していきたいと思います。
  暖かいご声援を、ありがとうございました。
         
北信越国体総括
成年女子監督  佐 土  透
 今年は、昨年に引き続き、ほぼ同じメンバー構成で練習の間をあけないように取り組んできました。
 北信越国体優勝を目指し、本国体出場を目標に、忙しい中、時間を割いて練習に参加してくれた選手に感謝しています。
 北信越国体が近づくにつれ、練習の成果も表われ始め完成度も上がってきました。
 しかしながら、むかえた北信越国体では、経験の差が出てしまい、練習の成果が発揮されなかった事が残念です。
 チーム編成についても、今までと同じ様に作り上げてきましたが、昨年とは違う他県の学生主体の勢いに押され、精彩を欠いてしまい1勝3敗という成績で今年度を終えました。
 近年、バスケットボールの世界も目まぐるしく変化しています。今後のことを考えると、長野県も学生を主体とするチーム編成に切り替えるべきかどうかと考えさせられました。
 最後になりましたが、関係者のみなさまには、ご支援ご声援をいただき誠にありがとうございました。