理事長報告
                            理事長 夏 目  敏
 今年度も、皆様のご支援、ご協力により県協会主催事業が、全て無事終了する事が
出来ましたこと、厚く御礼申し上げます。
 今年度は、御嶽山の噴火、北信地区並びに白馬方面の地震災害と、自然の怖さを
つくづく知らされた年でもありました。そんな中で、北信越国体での成年男子が全勝
優勝、長崎本国体では、少年男子が5位入賞と頑張りを見せてくれました。
また、この3月末に行われた都道府県対抗ジュニアオールスターでは、男子チームが
リーグ戦を勝ち抜きベスト16に駒を進めることが出来ました。
 残念な事は、北信越国体優勝の成年男子の補強学生選手が、自チームの大事な大会
と本国体が重なり、本国体に出場できない事態となり、本国体を辞退せざるを得ない
状況となり、皆様にも多大なご心配をおかけしました。
この事につきましては、協会としてもこの結果を真摯に受け止め、今後このような事
の無いよう慎重に進めていかなければいけないと反省しております。
 報道等でご承知の通り、日本バスケットボール協会に対し、FIBAより大変厳しい
「資格停止処分」の通達が出されました。
このことに関しては現在の所、何も答える事が出来ません。
 しかし、日本バスケットボール協会の傘下にある、当協会としても、この事につい
て重く受け止め、この通達を前向きにとらえ、今まで以上に長野県バスケットボール
の向上、更には、2020年のオリンピック日本チーム出場に向け、日本のバスケット
ボールの底上げを図るべく頑張っていかなければ、という思いでおります。
それにつけても、27年度は下記の点に力を入れて取り組みたいと考えております。
〇 協会の「ガバナンス」強化にむけ、再構築を図るきっかけとしたい。
〇 国体改革に向け、ストレート出場の種別を無くし、全ての種別が、ブロック大会
  (北信越国体)を経て代表を決定する方向となります。
  更に、少年種別をU-16(中学3年・高校1年)のくくりでの出場となることがほぼ
  決定的となり、この様な状況を受け、今までの強化体制の見直しを進める。
〇 登録チーム数の増加と競技人口の増加(特に種別を問わず全ての種別)を目標。
〇 審判員及び指導者育成と資質向上の徹底。
以上、27年度の重点施策と考え、役員一同取り組んでいきたいと思っております。