理事長報告
理事長  夏 目  敏
 平成24年度は、県協会にとって素晴らしい年度で有りました。
北信越国体(福井県開催)において少年男子、女子がアベックで北信越を勝ち抜き本国体(岐阜
国体)に出場。少年男子がブロックを勝ち抜いたのは、平成8年(第17回大会)以来16年ぶり
、少年女子については、昭和61年(第7回大会)以来26年ぶりの結果を残してくれました。 
 更に、少年男子においては本国体において決勝戦出場(京都)と、県協会始まって以来の快挙を
成し遂げてくれました。
これも国体強化委員会における、2006年から、ミニから一般までの選手・指導者の構築を手掛
け、昨年3年がかりで作り上げた県協会独自の一貫指導書の完成(これについてはまだまだこれか
らですが)、このような地道な取り組みのお陰かと思っております。 
 また、10月に行われた日本マスターズ(高知県)において、女子が優勝の栄誉に輝き、一般の
部でも活躍を見せてくれました。
この勢いを次年度も是非継続、発揮してくれる事を期待したいところです。 
 日本協会関係では、オリンピックを目指し、強化を図ってきたのですが、残念ながら男女とも
キップを手にすることが出来ませんでした。
指導者一新を図り、ビッグマンの育成等、リオに向け新たな始動を始めました。現在、ビックマン
養成選手の中に長野県選手も含まれており、将来活躍してくれる事を期待したいところです。 
新リーグ立ち上げに向け委員会を設け進めてきましたが、ようやく次シーズンより12チームの編
成で動き出すことになりました。皆さんの熱い応援を宜しくお願いします。 
 県内でもコーチ登録制度が定着し、日本協会の県内登録チーム数に対する公認コーチ登録の割合
は、現在のところ全国第1位であります。多くの方に資格を取って頂き、昨年、県協会として発刊
した指導書を参考に、指導して頂けたらと思っております。
 また、現在、全国的に取り沙汰されています体罰等の問題についても、コーチ登録取得講習会の
中に盛り込み、指導者、選手、保護者の皆さんが、気持ち良く毎日の活動に取り組めるようにして
いきたいと考えております。 
 審判員の育成に関しては、県内まだまだ遅れています。審判員がいないと試合が成立しません、
テレビ等で皆さんも目にしていると思いますが、3人審判制(スリーパーソン)が取り入れられてき
ている状況下です。審判員の育成、資質向上を更に進めていかなければと思います。 
 最後になりますが、24年度の代議員会に於いて、各郡市連盟の皆さんに長野県協会行動規範を
お示ししました。バスケットボールを愛するすべての皆さんが、心を一つにし、長野県バスケット
ボールの「限りなき前進」に向け頑張りましょう。