理事長報告

理事長 夏 目  敏

 

23年度の県協会の事業も全て終了しました。3月末には、中学のジュニアオールスター、都道府県対抗、ミニバスの全国大会を残すのみになりました。

昨年は、震災・原発事故等で大会が中止になり、選手たちにとっては、大変残念な年となりましたが、その分も今年は是非とも頑張ってくれる事を期待しています。

2月の代議員会(総会)において役員改選が有りました。次期も再任されましたが、現執行部は、若干の変動は有りましたが、5期目を迎えます。この次期2年を今までの競技力向上に向けての、あらゆる施策の集大成の期と考えております。様々な部分での取り組みはして来たつもりですが、まだまだ検討の余地があると考えます。最終的に、協会として考えなければならない事は、全種別が、北信越ブロックを勝ち抜き、本国体で上位入賞の活躍を見せてくれる事だと考えます。

また、中央(大学・JBL・WJBL等)で活躍出来る選手の育成も重要な事であり、これらの事が、少しでも前進事が、これからの長野県バスケットボールの普及(バスケット愛好者の増加)、発展(競技力向上)につながるものと考えます。今後協会が、取り組んでいかなければいけない課題として、現在継続中の事業も有りますが、以下についても早急に解決を図っていかなければと思っております。

 

(1)競技力向上に向け

・一貫指導体制の構築に関係して、昨年完成した長野県版指導書を活用しての講習会

開催を確実に進める。

・現在継続中のトップエンデバー(発掘・育成)の確立を図る中で、各カテゴリー

(U12・U15・U18)相互の関係を密にする事により、アンダーカテゴリー

からの選手の発掘・育成並びに、一貫指導の徹底を図る。

 

(2)普及事業の推進

・指導者育成(コーチ登録)を推進し、また、その資質の向上を図る。

・協会登録チーム数及び個人登録の拡大を図る為の具体的施策の検討。

 

(3)審判員の育成

   ・育成並びに資質向上に向け、施策検討。

 

(4)競技運営の円滑化

   ・競技運営に関するマニュアルの徹底。

 

長野県にも、野球、サッカーに続き、今シーズンからbjリーグが立ち上がり、メディアでも大きく取り上げられるようになりました。また、日本バスケットボール協会も、JBLとbjを一緒にした新リーグ立ち上げを進めています。

なんとかバスケットボールも、県内で広く皆さんに応援して頂けるように、協会としても努力していきたいと思っております。今後ともご支援、ご協力を宜しくお願い致します。