平成21年度に向けて                 
理事長  夏 目  敏
 皆さんに心配をかけておりましたJBA(日本バスケットボール協会)も、1年半の空白の時が過ぎ、ようやく正常な運営がなされる方向に向かい、この3月末に改めて次期役員改選が行われ、平成21・22年度の役員が決定しました。JBAには、何とか念願のオリンピック出場を目指して噴気してもらいたいと思っております。
 県協会も、3月末に行われました全国ミニバスケットボール大会、都道府県対抗中学校大会をもって平成20年度の県内事業も滞りなく終了する事が出来ました。皆様方のご理解、ご協力の賜物と感謝申し上げます。
 平成21年度に向けスタートが切られました。県協会として一番に重点を置く事項としては、何と言っても競技力向上(強い長野を創ること)です。3年前から取り組みを始めておりますU−15、U−18、トップB、トップA(継続的な指導体制の下県のトップレベルの選手づくり)が順調に進んでおります。今年度は、ここに更にU−12を加え、低年齢からの一貫指導を考えております。
 また、一昨年度末より委員会を立ち上げ、一貫指導体制の構築(一貫した指導マニュアルの作成)にも取り組みを始め、完璧とまではいかないにせよ、ミニから中学、高校、一般まで自分のチームに合った段階で(マニュアルを参考に)指導して頂けるようなことで考えており、本年度で何らかの形にすべく現在進めております。このような、取り組みの結果として、8月の北信越国体で優勝し、本国体へ駒を進めることが出来たらと考えております。
 しかしながら、本国体も縮小の方向に有り、各種別北信越ブロックで1チームになり、エントリー人数も選手11名と制限され、何とかこの壁を突破し本国体への出場をすべく各種別とも頑張って欲しいと思っております。既に、各種別の監督が決定し、成年種別は練習会が行われており昨年のリベンジに燃えているようで大変頼もしく感じております。
 昨年の試みとして成年種別の壮行試合(他県代表を招へいして)を東御地区で行いましたが、ミニ・中学生の応援を受け、選手達が本気で取り組む姿勢を目の当たりにする事が出来本当に良かったと思いました。
 その後、応援のミニ・中学生との交流練習会も生徒達は、県のトップの選手とマンツーマンでの練習が出来、これからの長野県のバスケットボールを担ってくれる生徒達にも目標が出来たのではと期待をするところです。
 現在、このような取組をしながら長野県の競技力向上を目指しております。これからも皆様方の大きなご支援ご協力を頂きながら県協会役員一同目標に向かって進んで行きたいと思っております。