本国体の総括
少年男子 監督 入野貴幸
 はじめに、本国体出場にあたり長野県協会の方々、審判員の方々、また我々の見えないところで支えて下さった関係者各位に対し、スタッフ・選手一同心から深く御礼申し上げます。ありがとうございました。

 さて、7月よりスタートしたチームは、「全力でプレーする」を合言葉に練習を積み重ねてきました。特に、大会前の合宿では、ハードな練習にも全員で真剣に全力で取り組み、チームワークも成長させることができました。体調もメンタル面も良いコンディションが整い、最高の準備ができました。

 一回戦、相手は愛媛県。序盤、緊張からか両チームとも落ち着きのないゲーム展開でした。2Qでは、相手にオフェンスリバウンドをとられ、得点に結び付けられ流れは愛媛県。その中、古越君(佐久長聖2年)のドライブからのアシスト、塚田君(長野吉田3年)の思い切りの良い攻撃などで食らいつきましたが、11点ビハインドで前半を折り返しました。

 後半、思い切りの良いプレーとアグレッシブなディフェンスにより、立ち上がり3分ですぐに追いつき、3Qは一進一退の展開。どちらもイニシアティブが握れず4点ビハインドで迎えた残り1秒で山田君(東海大三3年)が倒れながらも放った3Pがブザービーターで決まり、1点ビハインドで最終Qへ。

 迎えた最終Q、勢いは長野でしたが、流れはリバウンドを制していた愛媛県にありました。結果的に立ち上がりに離されてしまいました。しかし、残り3分で15点近くのビハインドを、上田君(佐久長聖3年)の3P、上田君(松商学園3年)の活躍により、猛追をみせましたが、結果は残念ながら一回戦敗退でした。
 しかし、最後まであきらめずに戦い、自分の持っている力を発揮した長野県代表選手を誇りに思います。

 本国体への抱負で最大の課題として「リバウンド」を挙げていました。課題がわかっていながら、その課題解決をすることができなかったのが一番の反省点です。来年以降、さらにサイズがダウンします。「リバウンド」の課題は、今後もビッグマンのいない長野県にとって、常に向き合わなければならない課題となると思います。

 最後になりましたが、遠い能代市まで応援に足を運んでいただいた方々に感謝申し上げ本国体の総括とさせていただきます。暖かい応援ありがとうございました。 
以上