第25回北信越国民体育大会の総括
成年女子 監督 市岡 洋一
コーチ 輪湖 とも子
Aコーチ 岩井 希
 6月より強化を始め、7月には山梨県遠征を実施し、実業団J1チームの甲府クイーンビーズに胸をかり、練習と試合を行った。
 最初はなかなかうまく機能しなかったプレーが多かったが、練習を重ねて行く中で、試合の中でも良いプレーが出るようになった。
 日本リーグチームとの反省をもとに、細かいミスやリバウンド等に課題が残り、それをもとに強化をしてきました。
 また、昨年同様国体だけの選抜チームであることから、チームのまとまり感を特に強調しながら練習や合宿に力を入れて、
北信越国体前には全体的に、とてもまとまり感のあるチームにしあがったと思っています。
 北信越国体では、初戦で福井県と対戦、緊張感のせいか、シュートが思うように決まらず、前半を8点ビハインドで終了し
た。後半もインサイド中心で攻めるが、追いつけず敗退した。
 2戦目は、富山と対戦し昨年同様一進一退のゲームで前半を1点ビハインドで終了し、後半は竹田のインサイドからの得
点と志賀の3Pシュートで追いつき延長戦になり、開始直後から志賀・花里のシュートが決まり12点差で勝利した。
 1日目を終了し全チームが1勝1敗で本国体出場が、全チームにチャンスがある戦いとなった。
 2日目は1試合目石川と対戦、前半を2点ビハインドで終了したが、後半激しいディフェンスに得点ができず敗退し、最後の
新潟戦に結果はもつれこんだ。
 新潟に勝てば本国体のプレッシャーからか、シュートの確率も低く、追い上げたが、前半10点のビハインドを挽回できず、
惜敗し1勝3敗の成績で終了した。
 課題としてやってきた、リバウンドや、チームのまとまりが良かっただけに、あと1勝ができずに大変残念に思われた。
 また、多大な応援を選抜した各チームの監督からいただき感謝すると共に、県協会の理事の皆様をはじめ、絶大なバック
アップに対して、この 場をお借りし、感謝致します。
                                                                             
少年男子 監督 広田 信一
 今年度県選抜チームは東海大学第三5人・松商学園4人・長野吉田6人・佐久長聖1人・松本県ヶ丘1人の5校から
計17名を選抜しました。最終では東海大学第三4人・松商学園3人・長野吉田3人・佐久長聖1人・松本県ヶ丘1人の
12名をエントリーしてミニ国体に臨みました。7月はじめより2ヶ月弱の強化ではありましたが、スタッフの佐久長聖
高校上田先生・皐月高校立川先生・そして選手と保護者の皆様の協力をいただく中で強化することが出来ました。
 今年度北信越国体の予想は福井県北陸高校が抜けており、ついで石川県190以上長身選手が3名、富山県は
全日本ジュニアに選抜された2bのセンターと190以上長身選手3名を備えており、長野県が一番分が悪く、新潟
との最下位争いになるのは必至ではあるが一か八か挑戦することをチームの目標として挑みました。
結果は1位福井 2位石川 3位富山 4位新潟と予想どおりの結果に終わりました。
 強化において他県選抜チーム・大学・他県高校と練習試合をこなしましたが、心技体の部分では他県に劣るとこ
ろはないと感じます。昨年、一昨年と190以上の長身選手がおりませんでしたが、本年は久しぶりに193と190の
2名をエントリー出来ました。しかしながら2名とも2年生、まだまだパワー不足でした。この2名の成長を期待し、3年
計画3年目の来年は是非とも北信越を勝ち抜いて本国体への出場を果たしたいと考えております。
 終わりに選抜選手17名そして保護者の皆様、それからスタッフの上田先生・立川先生に対しまして心から感謝と
敬意を表し御礼申し上げます。
 それから全面的にバックアップしていただき、大会当日は金沢まで応援に駆けつけていただきました県協会の会長
様・理事長様はじめ理事の皆様に対しましても、この場をお借りしまして心から感謝と御礼を申し上げます。
誠に有り難うございました。
                                                                             
少年女子 監督 圓山 正明
 全体的に身長に劣る少年女子は、佐久長聖を中心とする手堅い守備力で2勝以上を目標に戦いに臨みました。
この点で緒戦・対福井で残り3分までリードするものの逆転負けを喫したのはその後の戦いにも大きな影響を
示したと感じます。石川・新潟は第2ピリオド以降得点力の不足で連敗し、なんとしても1勝をしたいと望んだ
富山戦も大接戦の末、1点に涙を呑みました。結果は4敗。監督として責任を痛感するところです。
 ただし、当初大変な劣勢が予想される中で大きな目標に手が届くところまで戦った選手諸君の献身的な努力と
フロア・ベンチ共に一体となって戦う姿勢は是非高く評価ほしいと思います。
他県との比較として長身選手の育成と得点力の向上が欠かせないと思います。来年に向けて長期展望の中で
強化が必要にも感じました。最後に県協会・学校・顧問の先生・保護者の皆さんの温かい物心両面のご協力と
遠路応援に駆けつけていただいたことに対して深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
対戦成績
長野 58 14 - 12 69 福井 長野 77 21 - 26 94 石川 長野 45 16 - 24 92 新潟 長野 59 20 - 15 60 富山
21 - 16 26 - 23 2 - 18 11 - 20
14 - 16 11 - 18 8 - 19 16 - 15
9 - 25 19 - 27 19 - 31 12 - 10