北信越国体結果(トーナメント方式)
       ・各種別1チームが本国体出場(少年女子はストレート出場)
[成年男子]       第24回北信越国体を振り返って
  成年男子 コーチ    永井 久夫
   本年度の活動は6月初旬から毎週土日、練習や対外試合、合宿を行ってきました。今年からチームは若返りを図り、色々な可能性を探りながら、チーム作りをしてきました。対富山戦においては、今まで活動してきた事が十分に発揮されるものだと考えていました。しかし実際は違いました。
   第1Qは慎重に入る事ができ、ディフェンスもそれなりの対応ができたと思います。しかし、残り3分頃から、ディフェンスのリバウンドが取れなくなり、セカンドチャンスで相手にやられるケースが目立ち始め、6点差で第1Qを終えました。
   第2Qに入ると、デフェンスの対応が後手になり、相手のチームカラーである3Pが決まりだし、ペースを引き戻す事が難しくなってきました。オフェンスも、相手のディフェンスがそれほど良かった訳ではありませんが、機能しなくなり、ミスやターンオーバーを繰り返す結果となってしまいました。ハーフが終わり23点差をつけられ、ペースは完全に相手のものとなり、非常に厳しい状況となりました。
  16−22  第3Qで10点差まで追いつこうと、もう一度リセットし、ディフェンスを立て直し、リバウンドから速攻の展開へと持ち込むように挑みましたが、最後までペースを引き戻すことが出来ませんでした。逆に3Qで10点差をつけられてしまいました。この時点で勝敗は決しました。
長 野 69 12−29 108 富 山  過去の国体レベルでの大会で、このような大敗は記憶にありません。敗因を挙げればきりががありませんが、一番の原因はチームが未成熟だったという事です。個々の能力に関して言えば、他のチームと比べると勝るとも劣らない力があると思います。しかし、チームとして考えた時に、個々の能力が充分に発揮されていない、生かされていないのが結果として点差に現れてしまいました。どのチームでもそうですが、波に乗っている時や主導権を握っている時は、ある程度、選手に余裕があるので好プレーにつながったりし、試合運びにも余裕が出て来ますが、劣勢になった時、相手に追い上げられている時、ペースを引き戻そうとした時に本当のチーム力が問われると思います。そういう意味では、長野県に現段階では相手に優る、チームの力が足りなかったと思います。
  18−28
  23−29
 
   チーム力の向上と言っても、すぐに上がるものではありません。また、方法もたくさんありますし、考え方も沢山あります。強い長野県を創るため、諸先輩方のご協力を仰ぎ、歴史的大敗の教訓を生かし、応援していただいているみなさんに恩返しが出来るよう、頑張って行きたいと思います。
 
             
[成年女子]                                                       バスケットボール成年女子
                                                    北信越国体 総括
 6月より強化を始め、7月には滋賀県遠征を実施し、滋賀県成年女子に106−67・岐阜県成年女子に65−48と快勝した。
 ゲームの反省をもとに、細かいミスやリバウンド等に課題が残り、それをもとに強化をしてきました。
 また、チームのまとまり感を特に強調しながら、北信越国体前には全体的にとてもまとまり感のあるチームにしあがったと思っています。 
  北信越国体では、前半2ピリオドまではセンターの竹田・唐澤を軸に、ゴール下で頑張り、前半を終了して35−31と4点差をつけた。
 第3ピリオドは、富山のセンター川崎とセンターからパスアウトされるミドルシュートにやられ、第3ピリオド終了時には逆に3点差をつけられた。第4ピリオドはシーソーゲームで、残り2分を切って村田の3Pシュートで同点に追いつき、また残り2秒で絶好の逆転チャンスがおとずれたが、ものにできず試合は延長戦に入った。
 延長では集中力を欠き、リバウンド等を支配され、大事な得点を許してしまい、結局61−69で惜敗した。
 課題としてやってきた、リバウンドで惜敗したのはとても悔やまれるが、良くまとまり、良いチームであったからこそ、勝利に結びつかずに残念に思われる。
 また、多大な応援を各チームの監督からいただき、感謝すると共に県協会の絶大なバックアップに、この場をお借りして、感謝致します。

                                                            成年女子  監  督   市岡   洋一
                                                                      コ ー チ    輪湖 とも子
                                                                      Aコーチ   岩井  
   
   
   
  18−17  
  17−14  
長 野 61  8−15 69 富 山  
  16−13  
   2−10  
   
  優勝は富山県
   
   
   
           
[少年男子]                             北信越国体少年男子1回戦敗退 !
                                                            監 督 広田 信一

まずは1回戦の石川戦を突破して福井北陸高校と一か八か挑むことを目標として掲げ指導してまいりましたが、1回戦石川戦にて敗退となりました。松商学園4人・東海大学第三4人・長野吉田4人の3校から選抜をして6月末よりたったの2ヶ月の強化ではありましたが、スタッフの佐久長聖高校上田先生・皐月高校立川先生・そして選手と保護者の協力をいただきながら、とてもムードの良い中で強化することが出来ました。他県選抜チーム・大学・高校と数多くの練習ゲームをこなし、選抜された選手がチームとなって北信越国体に臨めることができましたが、今大会では大型選手が1人もおらず、苦戦することは必至でした。心技体の部分では他県に劣るところはないと思いますが、やはり長身選手の確保と育成(シュート力・走力・パワー)が今一番の課題であると感じました。
終わりに選抜選手12名と補欠選手5名、そして保護者の皆様、それからスタッフの上田先生・立川先生に対しまして心から感謝と敬意を表し御礼申し上げます。
それから全面的にバックアップしていただき、大会当日は新潟まで応援に駆けつけていただきました県協会の会長様・副会長様はじめ理事の皆様に対しましても、この場をお借りしまして心から感謝と御礼を申し上げます。誠に有り難うございました。
   
   
   
  21−30  
長 野 72 18−15 103 石 川  
  22−30  
  11−28  
   
  優勝は新潟県